地域ケア個別会議開催(見え検)

令和4年11月30日 (水) 場所:もみじ館2階(M-スタジオ)オンライン

「身内の支援が受けられない末期癌の1人暮らしの高齢者の支援」事例についてケアマネさんから事例提供していただき検討会を行いました。対象者は要支援2、70代の1人暮らしの男性。2年前に妻(後妻)を亡くされその後、脳梗塞と心筋梗塞を続けて患い入院。検査の結果、ステージ4の癌がみつかりますが、主治医より治療しても改善の見込みがないと説明を受け、本人の意向で治療はせず対処療法で経過を看ることになりました。今後の事で相談しようと親族へ連絡しましたが、関わりを拒まれているようで、本人は勿論、病院から電話を入れても連絡が取れない状況でした。そのため、止む負えずケアマネさんが諸々支援をしているとのことでした。ケアマネさんからは、有事の時はどのように、そしてどこまでケアマネが対応することになるのか不安があるとの話がありました。参加者から入院時の保証人に関すること、死後の事務手続きに関すること、アパートの引払いに関することなどの情報を頂くことが出来ました。「色々な情報が得られて少し気持ちが楽になりました」とケアマネさん。今後は支援センターも関わり、多方面から情報を得ながらケアマネさんのサポートをしていくことになりました。

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