地域ケア個別会議(見え検)「自宅療養困難者が家族と共にコロナウイルス感染・陽性者となったことで自宅療養も、医療機関での入院療養も難しくなり対応に苦慮した事例」について検討会を開催しました

時:令和4年9月28日(水)
場:もみじ館2階(M-スタジオ)ハイブリット開催

タイトル「自宅療養困難者が家族と共にコロナウイルス感染・陽性者となったことで自宅療養も、医療機関での入院療養も難しくなり対応に苦慮した事例」について検討会を開催。対象者は要介護5の女性Bさん。夫と2人暮らし。主介護者の夫がコロナ感染したことで、濃厚接触者となったBさんは利用していた介護サービスが利用出来なくなり自身もコロナ感染。結果、ケアを受けられず褥瘡が悪化。子ども達の介護協力は得られず、担当ケアマネが入院加療について保健所や医療機関に相談するも、基礎疾患がないため受け入れてもらえず。最終的には保健所を経由し総合病院へ入院できましたが、こういうケースにもっと早い段階で対応できる仕組みがあればとケアマネからの相談。検討会を進める中で課題と対策の他、提案も挙がりました。また、市の保健師から保健所の現在のコロナ対応の状況について話しを聞くことができ、相談の流れについて再確認ですることもできました。改めて保健所の多忙な業務の現状、そして、日々様々なケースに関わるケアマネの大変さを痛感する事例でした。

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