高齢者虐待について

近年、高齢者の人権を侵害する高齢者虐待が増え、社会的な問題となっており、最近の統計を見ても年々増加しています。高齢者への虐待には暴力だけではなく経済的虐待や心理的虐待など、さまざまな行為があります。高齢者虐待は「悪意を持って」虐待しているとは限りません。特に身体的虐待は介護をしている家族などが心身ともに疲労し、追いつめられ、その結果、自覚のないままに虐待をしてしまっていることも少なくないのです。つまり、高齢者虐待は誰にでも起こりうる身近な問題と言えます。介護は長期にわたるため、家族だけで頑張っても限界があります。無理をせず様々なサービスや制度を利用して、養護者の負担を軽減することもできます。介護に悩んだときには、高齢者支援センターへご相談ください。

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