「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の子どもとされています。時代・文化・地域などによって異なると思いますが、子どもが家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことだと思われるかもしれません。でも、ヤングケアラーは、本当なら享受できたはずの、勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛ない時間…これらの「子どもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をしていることがあります。また、子ども自身やその家族がヤングケアラーであるということを認識していない場合もありますので、子どもに携わる様々な人が、まずはその存在に気付けるよう意識することが大切です。
<気づきの例>
- 子ども同士よりも大人と話が合う
- 幼いきょうだいの世話をしている
- 家族の介護・介助をしている姿を見かけることがある
- 毎日のようにスーパーで買い物をしたり、洗濯物を干している等
【相談窓口】
水戸市子育て支援課 029-232-9111
月~金曜日 8時30分~17時15分(祝日,年末年始を除く)