〜身体を大切にするための健康講座シリーズ〜 10月・11月編

10月 耳の聞こえ方と補聴器
講師:メガネのクロサワ水戸本店 梶山 隆氏

耳の聞こえの仕組みや、聞こえ難くなる理由、どんな音(音域)が聞こえやすく、また聞こえ難いのかについてスライドを使って分かりやすく説明してくれました。補聴器と集音器の違いについても触れ、『補聴器は聞こえない音域を補うために使うもので、見た目で選ぶものではなく、どの位聞こえるかによって決めるもの』と説明があり、補聴器への理解が深まりました。
また、難聴は認知症の危険因子の一つとして挙げられており、会話が難しいことで閉じこもることもあるので難聴の状態をいつまでもそのままにせず、専門の医療機関などへ相談した方がいいとアドバイスがありました。

11月 こころの健康について
講師:心理カウンセラー 川又 久美子氏

論理療法の一つ、ABC理論についてお話を伺いました。論理療法とは、臨床心理学者 アルバート・エリスが提唱した心理療法で、単なる思い込みではなく、事実に基づき論理的な物事の見方を行うことによって悩みを解決していこうというもの。「人は見えている世界をどう受けとっているか、その受けとり方で見ている世界は違うと考える。まったく同じ場所で同じ経験をしても、人はそれぞれ異なった受け取り方や感じ方をしているため、ある人は喜び、ある人は悲しむといった違いが生まれる。この物事の受け取り方を論理的に書きかえることで心の健康にもつながる」と物事の捉え方のポイントについて教えてくれました。

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