地域個別ケア会議

日時:3月13日(水)
場所:もみじ館2階

年度末最後の地域個別ケア会議はモニタリングの回として昨年5月から今年1月までに検討した全5事例についての振り返りと、事例に共通する地域課題についてグループワークを行いました。まず、2グループに分かれて、事例に共通する課題(地域課題)を上げ、そしてその課題を解決するための方法についても検討しました。(事例の内容としては、4事例が認知症に関連するもので、もう1事例は介護者支援に関するもの。)


検討の結果、共通する地域課題として大きく分けて、①認知症高齢者とその家族と地域との関係、②家族と疎遠または遠方の場合の意思決定支援及びサポートの方法、③本人・家族からの相談ではなく周囲からの相談が多い(相談窓口が少ない?相談窓口がどこにあるのか分からない?)の3つが上がりました。それに対しての解決方法として認知症に対する理解を深める、(認知症の)予防や早期発見・早期受診、相談窓口の周知の他、年代に関わらず“よりよく生きるための人生会議” について知る機会があると良いよね、など沢山の意見が出ました。今回上がった地域課題と解決方法については、支援センターの活動でも取り入れていきたいと思います。


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